ただ泊まるだけじゃもったいない!北海道の冬を満喫する「非日常ホテル」6つ
旅をするにおいての重要ポイントであるホテル選び。素敵なホテルは、旅行先でした観光や体験をさらに特別にしてくれるものです。
ここ最近は、ホテルでのおこもり旅もブームになっていて、ただ泊まるだけではない新しいホテルステイにも注目が集まっています。
そこで今回は、この冬にぜひ行きたい、“非日常感”を味わうことのできる北海道のおすすめホテルをご紹介!
目次
1:北こぶし知床 ホテル&リゾート / 斜里町
2021年6月19日(土)に新たにサウナ室がリニューアルし、さらに魅力がパワーアップした『北こぶし知床 ホテル&リゾート』。
ブームのトレンドに合わせて新しい施設へと生まれ変わったサウナ室では、世界自然遺産である知床の雄大な自然を望みながら、サウナ時間を楽しむことができます。
広大なオホーツク海や悠然と空をゆくカモメ、行き交う漁船や観光船など、実に贅沢な光景が目の前に広がります。
また、こだわりの詰まったサウナ室のデザインも魅力の1つ。
“サウナー”専門ブランドや、サウナプロデュースを手がける『TTNE』が監修に入り、知床の自然をテーマに魅力的なサウナが2つ作られました。
木の洞窟をイメージしたゆるやかなカーブが特徴的なサウナ室『UNEUNA(ウネウナ)』では、世界的にも珍しい3D加工で削り出された木材を使って形作られた曲線が実に芸術的で洗練された雰囲気を感じられます。
一方の『KAKUUNA(カクウナ)』は力強い直線的なデザインのサウナ室で、ダイナミックな流氷をイメージして作られたそう。
サウナ室のストーブを取り囲む石は六方石を使用しており、知床の切り立つ岩肌を表現しているんだとか。
窓から望む景色だけでなく、細部までこだわったサウナ室の建築からも知床の大自然を感じられますよ。
贅沢な“知床時間”や、非日常を味わえる空間が広がっています。
【もっと詳しく】日本で唯一!目の前に世界遺産が広がるサウナ「北こぶし知床 ホテル&リゾート」に登場<施設概要>
■施設名:北こぶし知床 ホテル&リゾート
■住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地
■電話番号:北こぶしリゾート予約センター 0152-24-3222(日曜・祝日を除く10~18時)
2:スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド「住箱」 / 帯広市
なにかと労力がいるキャンプ。「キャンプはしてみたいけど、ちょっと腰が重い」そんな風に思ってしまう人も多いのでは。
しかし、「スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド」にある『住箱(じゅうばこ)』では、気軽に冬キャンプを楽しむことができるんです! テントを張る必要もなし、火おこしをして暖をとる必要もありません。
『住箱』とは、「“住む”を自由にする箱」という意味。日本を代表する建築家である隈研吾氏が、木でできたモバイルハウスで”旅をする建築”をこの『住箱』で実現させました。
キャンプ場に設置されている『住箱』は、キャンプ仕様にセッティングされていて、チェアーやテーブル、セミダブルベッドなどが備え付けられています。
他にも、カップやケトル、簡易的なガスレンジになるようなものなど、必要なものはほとんど揃っていますよ。
備え付けの道具以外のものが必要になった場合も、レンタルが可能なので手ぶらでも大丈夫!
真っ暗な雪景色を窓から眺めながらいただく食事はまさに別格。普段経験できないような非日常感を体験できること間違いなしです!
【もっと詳しく】手軽に優雅に冬キャンプ!「住箱」に泊まって十勝の大自然に癒されよう<施設概要>
■施設名:スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
■住所:北海道帯広市拓成町第2基線2-7
■電話番号:0155‐60‐2000
3:スプウン谷のザワザワ村 / 美瑛町
まるで童話の世界に迷い込んだかのようなメルヘンな世界観で人気の『スプウン谷のザワザワ村』。
焦がしバターのような壁に、格子窓がついた可愛らしいコテージが5棟並んだこの小さな村は、なんと1棟貸しの宿。1日5組限定で、敷地内は宿泊者しか立ち入ることができません。
コテージの中は、アンティーク家具に囲まれて、温かいオレンジの光に包まれています。
まるで”誰かのおうち”に来たような、どこかほっとする居心地の良さが魅力的。
オプションの晩御飯もとっても豪華!
一品一品とても丁寧に味つけされ、こだわりのつまった手料理は絶品です。
野菜は『スプウン谷のザワザワ村』が運営している農場で採れたものを使用し、びえい豚も一頭買いして調理するそう。
美瑛のこの土地でしか味わえない”食”と童話の中に迷い込んだような世界観は、『スプウン谷のザワザワ村』ならではの醍醐味です。
【もっと詳しく】まるで童話の世界に迷い込んだかのよう。美瑛の丘にたたずむ秘密のお宿<施設概要>
■施設名:スプウン谷のザワザワ村
■住所:北海道上川郡美瑛町大村大久保協生
■電話番号:0166-92-7037
4:トムテ ルム / 美瑛町
美瑛の有名観光スポット『パッチワークの丘』に建つ小さくも魅力あふれるペンション、『トムテ ルム』。
冬の美瑛の美しさを存分に肌で感じる、その時そこでしか味わえない贅沢な体験が魅力的です。
そんな『トムテ ルム』の醍醐味は、美しい銀世界の景色を眺めながらいただく絶品朝食。
サラダ、卵料理、自家製ソーセージ、エリンギ、スープ、お隣の『パン工房 小麦畑』の天然酵母パン、ジャム、ヨーグルト、選べるドリンク……。
聞くだけでも満たされてしまうような贅沢なラインナップで、特別な朝を迎えられそう。
大きな窓から差すやわらかな朝の光の中で、ゆったりといただく朝食は格別です。
【もっと詳しく】冬の美瑛こそ行くべき!最高の朝食が食べられる北欧風のペンション「トムテ ルム」<施設概要>
■ 施設名:tomte rum (トムテ ルム)
■ 住所:北海道上川群美瑛町大村大久保協生
■ 電話番号:0166-92-5567
5:TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社 / 美深町
村上春樹の小説『羊をめぐる冒険』の舞台のモデルとされている、美深町。
その草原の真ん中にぽつんと佇む『TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社』は、石レンガ積みの外観と、青い壁につつまれた内装、そして心温かいオーナーさんと、魅力にあふれたホテルです。
『TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社』の魅力の1つが、洗練された内装。
目を引く青い壁が特徴的なホテルの中では、スタイリッシュな木製の家具、そしてたくさんの書籍に囲まれて、「こんな家に住んでみたい」という理想を掻き立てられます。
また、部屋のベッド上の読書灯が魅力的で、部屋の灯りを消した後も、思う存分読書を楽しむことができます。持参した本を読むもよし、書斎で借りた本を読むもよし。何もせずもの思いにふけるのもよしです。
「何もやることがない」という極上の贅沢を思う存分堪能してください!
そんな『TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社』でいただくお食事は、その土地の食材を生かした、飾らない美味しさが魅力。
一品一品運ばれてくるお料理は、丁寧で贅沢で特別な家庭料理といったところでしょうか。
美深町の蜂蜜を使ったお料理や、玉ねぎをまるごと煮込んだスープなど、工夫されたメニューが並びます。
幻想的でありながら、どこか日常を感じる、そんな不思議で心地よい宿泊体験を体験することができますよ。
【もっと詳しく】村上春樹作品の舞台で幻想的なステイを。草原に佇むセンスあふれる小さなホテル<施設概要>
■施設名:TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社
■住所:北海道中川郡美深町紋穂内108番地
6:チャシバクINN / 洞爺湖町
洞爺湖まで徒歩0分という驚きのロケーションにあり、夢の湖畔暮らしを体験できる宿『チャシバクINN』。
客室の湖に面した大きな窓からは、さえぎるものはほとんど何もなく、洞爺湖を思う存分見渡せます。
そんな『チャシバクINN』の魅力は、湖を眺めながらの朝食。気になる朝食の内容は、『チャシバクINN』1階にある『チャシバクドーナツ』のドーナツと、選べるドリンクセット。
『チャシバクドーナツ』のドーナツは、油で揚げない豆乳焼きドーナツ。材料には北海道産小麦、壮瞥町の平飼い有精卵、アルミ二ウムフリーのベーキングパウダーなどを使用し、地元でとれるくだものや野菜などを季節ごとにとりいれるため、その時々によって店頭に並ぶドーナツは異なるそう。
朝食はお部屋まで運んできてくださるので、ゆっくりと湖を眺めながら味わうことができます。
湖の静かな景色と共に過ごす豊かな時間は、非日常感を味わえる格別な体験です。
【もっと詳しく】夢の湖畔暮らしを体験できる宿。穴場すぎる絶景スポットと絶品ドーナツ<施設概要>
■施設名:チャシバクINN
■住所:北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町109-1
■電話番号:0142-82-3257
どのホテルも、格別な体験ができそうですね。この冬は、忙しない日常から離れて、北海道の美しい自然と共に心安らぐホテルステイを楽しんでみてはいかがですか。
【画像】北こぶし知床 ホテル&リゾート
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